長茎術の様々な方法について
長茎術とは、男性の陰茎(ペニス)と恥骨を結び付けている靱帯の一部を切除して(またはゆるめて)、体内に隠れていた海綿体を根元のほうから引き出して伸長する方法です。これは靭帯剥離法と言われますが、靭帯を切らずに糸で前に出るように固定する方法(無切開固定法)や、下腹部の脂肪を吸引して体内に埋もれているペニスを引き出す方法(下腹部脂肪吸引法)などもあり、クリニックや施術する医師によって方法は異なります。
患者の体格などにもよりますが、長茎術によっておおむね3~8cmの伸長が可能とされており、ペニスの大きさに悩む男性の多くが手術を受けています。いずれも麻酔をしたうえでの手術になりますが、およそ30分程度で済むので、入院する必要はありません。日帰りでの手術が一般的です。
しかし、陰茎は排尿器官であるだけでなく、性的な快感をつかさどる部分でもあります。性欲処理を目的として行う自慰行為には、どのような影響があるのでしょうか。
手術後に制限を受ける行為について
長茎術は、男性の身体の中で最もデリケートな部分を扱う行為です。過度のリスクを伴う医療行為ではありませんが、術後にやってはいけない行為は多くあります。
特に、靭帯を切る手術(靭帯剥離法)の場合には術後は3日ほどペニスの付け根にガーゼを当てなければいけません。シャワーを浴びるのは当日からできますが、患部を濡らせるのはガーゼを外した後になるので4日後になります。また、入浴できるのは1週間ほど後です。
さらに性行為や自慰は術後2~4週間は禁止とされています。手術後の患部に刺激を加える行為ですので、仕方ありませんね。
切らない手術(無切開固定法)であれば、施術の当日からセックスやオナニーが可能です。もっとも、長茎術を経験したペニスが身体が馴染むための期間が必要ですので、いきなり激しい行為をするのは控えた方が良いでしょう。
このように、自慰ができない期間は、手術方法により大きく異なります。事前カウンセリングや手術跡に、医師に確認するようにしましょう。
まとめ
陰茎は古来から男性のシンボルとされ、日常生活の一部である排尿や入浴だけでなく、性的な行為においても重要な部分です。男性にとってだけでなく、女性にとってのセックスライフを左右する器官でもあり、多くの人々の関心が集まる場所であることに間違いありません。
長茎術を受ける男性の多くが、セックスライフの充実を目指しているでしょうが、その予行演習といった意味でも自慰は大切な行為です。長茎術を受けた患部に負担をかけることなく自慰行為を行い、さらに素晴らしいセックスをするようにしましょう。